剱岳登頂(別山尾根コース後編)

7月22日から24日まで、3日間の日程で北アルプスの剱岳に登ってきました。この記事はその後編になります。

前編は下の記事です。

剱岳山頂

北アルプス剱岳へ(別山尾根コース前編)

2019年7月25日

前編は1日目の剱沢野営場でテントを張るまでのアプローチでした。

後編は2日目の停滞と3日目、ついに剱岳アタックになります。

7月23日、2日目は朝から雨ふり

剱沢野営場はスマホの通信が何とか可能なので、前日夜から天気を確認していました。

午前中から天気が崩れる予報だったので、2日目は朝から停滞することに決定。

朝10時くらいまでは雨が強めに降っており、テントから出られない状態。

外の様子を伺いつつ、寝袋に入って休んでいました。

午後から天候回復

雨も上がり、剱岳もよく見えるようになりました。

時間は昼12時を回ったところ。ちょっと登りに行くには遅い時間です。

せっかくなので、日本三大雪渓の一つである剱沢雪渓まで散歩に行ってみることにしました。

剱沢雪渓まで散歩に行ってみた

散歩に行く準備を終えてテントの外に出てみると、またガスが出てきて何も見えなくなりました。虚無です。

さっきまで見通しが良かったのですが、山の天気は変化が激しいです。

とりあえず、雪渓に降りるため剱沢小屋を目指して歩き始めました。

剱沢小屋

剱沢野営場から剱沢小屋までは下りの道になります。ほんの10分くらいで着きました。

野営場のすぐ下にあって、テントから目視できる距離なので近いです。

ここは手ぬぐいやTシャツ、ステッカーなど剱沢小屋グッズが売っています。

軽食も食べられるようですが、今日は雪渓を見てから剣山荘まで登り返し、そこで昼食にすることにして、剱沢小屋を出発しました。

剱沢雪渓はひんやり気持ちいい

剱沢小屋からは更に雪渓に向けて下っていきます。

ガスが晴れてきて遠くまで見通せるようになってきました。

剱沢雪渓の最上部。沢水がスノーブリッジに吸い込まれていきます。

雪が多い為か、風が吹くとクーラーのよう。すごく涼しくて気持ちいい。

雪渓まで下りてきました。

絶景ですね。晴れ間も見えて、空の青と山肌、それに雪のコントラストが良い。

しばらく休憩して、剣山荘まで登り返します。

雪渓からまっすぐ剣山荘まで行くには雪の急斜面を登って行くルートになります。

写真では伝わらない、この急斜面。

雪の上ですとアイゼンとピッケルが必要な場合が多いですが、今日のコンディションなら装着しなくても大丈夫そうです。

急登をゆっくりキックステップで足場を作りながら登り返します。

雪渓をクリアし、草つきの斜面まで登ってきました。

雪渓を見渡せる場所です。本当に見事な谷。美しい。

この後、藪こぎのような道になり草についた露でビショビショになりながら剣山荘まで向かいました。

通った道は踏み跡はあるものの、けっこう荒れた急斜面のせいもあり、あまり歩かれていないようでした。

剣山荘に到着。時間はすでに午後2時を過ぎたところ。

牛丼とコーラを注文し、小屋外にある木のテーブルで遅めの昼ごはんにしました。

この間、続々と20名ほどの団体が2組到着しました。明日は本当に早出しないと渋滞に巻き込まれそうです。

この後は剱沢野営場まで戻り、最終日に備えて早めに就寝しました。

剱岳アタック

3日目、本日撤収して下山する日です。やっと晴れました。

時間は朝4時。簡単に朝食を済ませ、剱岳に向けて出発。

普通に行けば、昼頃には戻ってこれそうです。

剣山荘うらからの景色
朝日に照らされる剱岳

登山口は剣山荘裏手から続いています。

登っていくと、本当に険しい山だと実感。先の見通しが良いだけに、すごい傾斜だと判ります。本当に登り応えのある登山道です。

前剱

前剱で先行して登っていた人達に追いついた。

少し休憩しつつ後ろを見てみると、ツアーの団体客が出発したようで続々と人の列が登ってくるのが見えた。ペースアップしないと巻き込まれる〜

岩場をクリアし、あと少しの所まで来ました。

もう少し歩けば、山頂直下。有名な「カニのたてばい」です。

上の写真だと、ピークから真っ直ぐ下の雪が見えている辺りから登っていきます。

ここから見ると岩壁にしか見えない、、、、

カニのたてばい。雪渓と岩の隙間から取付きまで行きます。

雪渓の中はとても涼しくてクールダウンできました。

遠目に見ても垂直に近い岩壁。集中力を切らさないように登っていきます。

カニのたてばい

核心部、カニのたてばい。

鎖はあるものの、本当に上に向かって登っていきます。

やっぱり、近くで見ても垂直に近い。

一般登山道としてはこういう真っ直ぐ上に向かっていくような場所はあまり無いかもしれないです。

落ちたら多分死んじゃう高さ。気を引き締めて登っていきます。

剱岳山頂へ

三角点
剱岳山頂
剱岳山頂の祠

核心部のカニのたてばいをクリアしたら、最後はガレの急登を登っていきます。

登りきれば山頂到着です。

午前8時40分山頂到着。よい眺めです。天候も崩れず助かった。

15分ほど山頂で休憩しました。

本日は室堂まで下山しなければならない為、下りは少しスピードを上げて剱沢野営場まで戻りました。

山行のまとめ

剱沢野営場に12時30分到着。テント撤収、荷物撤収に手間取り、13時30分ごろに下山開始しました。

室堂からは4時20分が扇沢行き最終バスでした。

間に合うか微妙でしたが発車5分前に到着し、ギリギリのところで帰着できました。

もっと、時間に余裕を持って行動しないとマズいと最後に反省。

まあ、今年の目標としていた剱岳に登ることができたので良かったです。

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ABOUTこの記事をかいた人

栃木県在住の週末ハイカー。 小学生の時に入っていたボーイスカウトが僕のアウトドア活動の原点です。 当ブログでは登山を中心にアウトドア活動の記録を綴っています。