ファイントラックのカミナドーム2を購入したので設営してみた

増税寸前の9月末、悩んだ末にテントの買い替えをしました。

色々と考えた結果、使い勝手や軽量性、設営の簡単さなどを考慮してファイントラックのカミナドーム2を購入しました。

テントが届いたので、最初の点検も兼ねてカミナドーム2のレビューをしてみます。

今まで使っていたテントについて

まず、何で買い替えたのかの経緯です。

今までは石井スポーツで出しているパイネというブランドのG-LIGHT X を使っていました。

良かった所

横幅130cm、縦幅210cm、高さ103cmの広さで重量1,330グラムと軽量で、ポール2本を通すだけで設営できる自立式ならではの簡単さが良かったです。

それでいてGORE-TEXで有名なゴア社のXTREK生地をテント本体に使用していて、激しい豪雨に見舞われても浸水が皆無でした。

しかも、XTREK生地自体はGORE-TEXと同じように透湿します。

シングルウォールでフライシートを必要としない所もコンパクトさに貢献していましたね。

良くないと思った所

シングルウォールであるということは、1枚の生地のみで外との壁を作っていることになります。

ダブルウォールテントだと、フライシート下の靴を置くスペースや作業スペースが作れますが、シングルウォールテントではそのようなスペースが作れません。

天候が悪化した場合はテント内でストーブを使うことになり、何かと危険が伴います。

以下、参考にしたサイトです。

https://kamiyama-online.com/gore-tex-tent-will-disappear-from-market/

もう1つは結露です。

GORE-TEXと同じように防水透湿性の高い生地を使っているので結露が全く無いかと言うとそんな事はなくて、結露は普通に発生します。

誤解が無いように言えば、透湿性の低いシングルウォールテントやツェルトに比べれば、防水透湿性は高いものを使っているので、それらと比べれば結露は格段に少ないはずです。

シングルウォールテントとしてはかなり結露しない部類だと思います。

結露は外気と室内の温度差によって発生する、致し方ない自然現象だと割り切っているのですが、実際に使っていて問題なのは結露が発生する場所です。

ダブルウォールテントでは、主にフライシートの内側に結露が発生します。

インナーテントは別になっているので余程ひどくなければ、人が寝ている内部まで結露することはありません。

しかし、シングルウォールテントではダイレクトにテント内部に結露が発生します。

軽度であれば気にならないものの、ひどくなってくると寝ているところに結露した雫が落ちてくる為、ゆっくり寝ていられませんでした。

さらに結露が進むと、テント内部が水浸しになります。

どういう事が起こるかというと、透湿が追いつかずに結露が増加してくると、結露したテント本体の内壁は水分で覆われる為、更に透湿性が落ちていきます。

結果、テント内部に水分が溜まっていき、水浸しになってしまいます。

これは私が遭遇した最悪のケースであり、結露がすごいとシュラフカバーでの対策やシュラフの問題にまで波及します。

濡れた状態でのシュラフは保温性が落ちてしまいます。

今回テントを買い換えるにあたっては、今まで使っていた時の問題点を踏まえて新たなテントを探しました。

前置きが長くなりましたが、そろそろ本題に入りたいと思います。

カミナドーム2に決めた理由

今まで使ってきたパイネ G-LIGHT Xの不満だった所を考えて選びました。

条件として、ダブルウォールの自立式テントであることや、今までとサイズや重量が大きく変わらないもので使い勝手が良いものを探していました。

サイズ

出典:ファイントラック公式サイト

カミナドーム2は今まで使っていた物とほぼ同じサイズだったので、使用感はそれほど変わらないと思いました。

具体的なサイズと重さを比較してみます。

G-LIGHT X   :横130cm 縦210cm 高さ103cm 重量1,330グラム

カミナドーム2:横130cm 縦212cm 高さ105cm 重量1,460グラム

カミナドームは横幅は同じで縦2cm、高さも2cm大きいですが、ほぼ同じ居住スペースと言っていいでしょう。

ほぼ同じ大きさですが、フライシートが付属する為、今まで使用していたG-LIGHT X よりも130グラム重くなりました。

わずかに重くなりましたが、フライシート下の作業スペースが有り、居住スペースとは別に使用することができます。

悪天候下の炊事で重宝しますし、荷物も置くことができます。

少々の重量増でも今まで以上にスペースが使える為、これは買い替えて良かった点の一つです。

オプションパーツが豊富にある

カミナドームには別売りの内張りやスノーフライがあります。

それらを買い足すことで、春夏秋だけでなく冬期のテント泊に対応することができるテントです。

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これから冬もテント泊をやってみたいと考えているので、この点もカミナドームを選択した理由の一つです。

上記、冬仕様のアフターパーツはまだ購入していないんですが、テント内で物置きとして使うオプショナルロフトはテント本体と一緒に購入しました。

テント内にはロフトを引っ掛けるループがあります。

メッシュになっているので、下向きにライトを置くことでテント内全体を照らす照明として使うことができます。

その他、常時使う物や迷子になりやすい小物を置くスペースとして重宝します。

いざ、開封の儀

消費税増税寸前の9月23日にネットでポチり、なんとか10月になる前に手元に届きました。

写真はテント本体、テントポール、グランドシートです。

なかなかコンパクトでいい感じ。

本体、ポール、グランドシート
オプショナルロフト

屋外で試し張り

本体が入っている袋から開けていきます。

説明書、外側に巻いてあったゴムバンド、テント本体、フライシート、ペグが入っています。

フライシート、テント本体、ペグ

テントポールは2本、その他は補修用の短いポールが付属しています。

まずはテント本体の組み立てからです。

四隅が判るように長方形に広げていきます。

組み立てたテントポールをテント本体のスリーブに通していきます。

中央で交差するような形で通していきます。

ポールを通したら、テント本体の四隅にある穴にポールの末端を差し込みます。

四隅にポール末端を差し込むと、テント本体が立ち上がります。

通気口

テント本体の通気口はこのように吹き流し形状になっています。

この後に被せるフライシートにも同様の通気口があるので、きちんと合うように設置していきます。

フライシートを装着

フライシートを上から被せました。

通気口もピッタリ合うようにセッティング。

フライシートの通気口

フライシート四隅をポール末端に差し込んで固定します。

テント入口は逆U字型のダブルファスナーになっています。

入口から内部に入ってみます。

テント入口は上側3分の2くらいが2重になっていて、テント内部からのファスナーを開けることでメッシュ窓にすることができます。

夏場の通気に便利ですね。

テント内部にはループがついていて、別売のオプショナルロフトを引っ掛けることができます。

メッシュの棚を作ることができるので、テント内の小物整理に役立ちます。

テント内部のループはかなり多く付いています。冬季用の内張りを付けるのにも使うようです。

テント上部でクロスする縫製ライン全体は強度の高いダイニーマテープで補強されていて、テント本体の強度増加に貢献しています。

小物入れに使えそうなポケットもありました。

テント本体に縫い付けられているので取り外しはできませんが、スマートフォンくらいなら入りそうなポケットです。

通気口を内部から見た様子。

スナップボタンで留めることができます。

フロア床面は10cmほど立ち上がった防水素材。

触ってみるとかなり薄い素材ですが、強度は確保しているとのこと。

雨天時のテント泊でも漏水しないようバスタブ状になっています。

ちょっと気になったのが、オレンジ色の生地との縫い目です。

この部分はシーム処理されていないようです。

この部分まで水が来ることは無いでしょうが、ここに水が当たる状況だと内部まで染みてきそうでした。

これについては実際に使ってみて、どうなるか試してみたいと思います。

ファイントラックのマーク。

テント本体生地とファスナーのアップ。

テント本体の生地は薄いながらも強度を出したリップストップ生地。

少々手荒に扱っても穴は空きそうにないですが、テント泊で使い込んでみて生地がどうなるか試してみたいと思います。

ファスナーについてはビスロンファスナーを採用。

水分が付きにくく、冬季は凍結しにくいとのこと。

ファスナーの開閉は軽く、スムーズに動きました。

収納するとこのようになります。

円形の袋ではなく、お弁当箱のようなフォルムでパッキングしやすい形状。

この手の収納袋はきちんと畳まないと収納できないケースが多いですが、カミナドームの収納袋は少々余裕のある作りのようです。

少し大雑把に畳みましたが、すんなり入ってくれました。

実際のテント泊では撤収に時間を掛けていられないことが多いので、この部分はとても良いと思います。

とりあえず点検を兼ねてカミナドームを試し張りしてみました。

第一印象は居住スペース、張り易さの点で買ってよかったと思いました。

今後、実際に山で使ってみて良い点や悪い点などを書いていきたいと思います。

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ABOUTこの記事をかいた人

栃木県在住の週末ハイカー。 小学生の時に入っていたボーイスカウトが僕のアウトドア活動の原点です。 当ブログでは登山を中心にアウトドア活動の記録を綴っています。