尾瀬のお隣、秘湯と秘境の鬼怒沼散策

梅雨の間を狙って、栃木県日光市の最奥にある鬼怒沼まで行ってきました。

この場所はあと数キロで尾瀬という立地にありながら、アクセスの悪さで人が少なく、秘境の雰囲気があります。

ちょうどワタスゲの季節で緑もきれいな頃。

コロナ流行でなかなか山に行けず、足が鈍ってきたところだったこともあり、久しぶりの山で足慣らしをしてきました。

鬼怒沼へのアプローチ

女夫渕温泉駐車場に車を停め、最初に一般車通行止のゲートを通ります。

ゲートの所にある橋を渡ると、林道歩きが始まります。

鬼怒沼へのアプローチはこの長い林道を通っていかなければなりません。

コースタイムで1時間30分。約6キロのくねくねした林道歩きを強いられました。

序盤に出てくるトンネル。

この林道奥に温泉宿が4軒もあるなんて想像できないなあ。

ちなみに、宿を予約したお客さんは女夫渕温泉駐車場から送迎があります。

林道を歩いている間、2回ほど往復する送迎バスとすれ違いました。

さすがに林道歩きをしている人はいなくて、本日は自分ひとりでした。

てくてく林道を歩くこと1時間半、やっと加仁湯さんの所まできました。

奥鬼怒案内板なる地図がありました。

温泉宿から登山口へ

案内板からすぐの所に秘湯加仁湯があります。

宿の横に続く林道を更に奥まで進んでいきます。

林道終点には日光澤温泉があります。こちらも歩いてしかこれない宿で、すごく静かな所です。秘湯の雰囲気があってとても良い所。

次回はここに泊まってのんびりするのも良いかもしれないな。

こちらの日光澤温泉は鬼怒沼や他の周辺の山への登山道入口がある場所です。

登山道入口には蛇口から冷たい水が出ていました。

こちらの奥、階段を登っていくと登山口です。

なんと、こんな山奥なのに自動販売機があります。山奥と自動販売機のギャップにびっくり。冷たい水もあるし、冷えたジュースも飲めるし、至れり尽くせり。

では、登山口を登っていって登山開始となります。

登山口から少し歩くと、最初に橋を渡ります。

渡る沢はこのような感じです。沢の水音に癒やされます。

橋を渡ってすぐ、このような看板があります。

ここからは本格的な山道になります。

この先で何人か降りてくる方々とすれ違いました。

まだ9時前と早い時間帯です。おそらく旅館に泊まっていた方々だったのかと思います。

登山道は岩がゴツゴツしていますが、よく歩かれているようで比較的歩きやすい道でした。

ルートの標高差を見ると、最初に急登があって一気に標高を上げますので、大変です。

道中、序盤に出てくる木が生えた急斜面のトラバース箇所はちょっと注意して通らないと危ない所かもしれません。

登山道途中にある木のベンチとテーブル。

このように、比較的整備された道です。道しるべには鬼怒沼まであと何キロと書いてありますので、歩くペースがつかみやすいと思います。

急登を過ぎたあとは、特にアップダウンの少ない水平移動になります。

所々、ぬかるんで歩きにくい所には木道が整備されています。

もう少しで鬼怒沼です。

鬼怒沼に到着

木道をてくてく歩いていくと、樹林帯から急に開けた草原地帯になりました。

やっと鬼怒沼に到着です。

白いワタスゲが群生していて見事な景色でした。

控えめながら、辺り一面が白いワタスゲでいっぱいでした。

尾瀬に似た雰囲気です。

地理的にも尾瀬まで数キロの地点になるので、植生は似ているのかと思います。

木道を歩いて、鬼怒沼の奥まで行ってみることにします。

鬼怒沼の奥、鬼怒沼山へ登っていく途中には立派な巡視小屋がありました。

小屋の中は座れるスペースとテーブルがありました。

万が一トラブルで帰れなくなっちゃっても、4~5人は寝られそうな感じです。

今回は午後から天気が崩れる予報だったので、鬼怒沼山まで行かずに来た道を戻ることにしました。

天気が崩れる前に、ドローンで空から撮影してから下山しました。

空からの鬼怒沼池塘群。

鬼怒沼はコンパクトながらも標高2,000mの高層湿原で、すごい箱庭感があります。

周囲は森に囲まれているのに、なぜかこの場所だけは木々が無くて草原のようになっている不思議な場所です。

この写真を撮っている最中、ガスが上がってきてしまい、周囲は真っ白に。

何も見えなくなってしまったので、撤収することにしました。

鬼怒沼入口にある案内板。

コンパクトながらも落ち着いて静かに自然を楽しめる場所でした。

秋の紅葉シーズンも素晴らしい景観になると思います。秋にまた来ようっと。

下山へ

下山は来た道を日光澤温泉に向けて戻ります。

沢のところまで戻ってきました。

後は沢沿いにしばらく歩き、橋を渡れば日光澤温泉です。

橋のところでけっこう強めの雨になりました。

午後から崩れる予報が当たったようです。

あとは林道歩きなので特に問題ないんですが、歩いて暑いところでレインウェアを着るのは大変です。

登山道入口まで戻ってきました。

ここからは長い林道歩きになります。

下山途中に気になっていた加仁湯温泉にて温泉に入ってきました。

日帰り入浴は9時から15時。

料金は大人800円、小学生500円です。

すごく気持ちの良い湯加減でした。

ちょうど送迎のバスが到着したところで、15名くらいのお客さんがロビーで説明を聞いていましたね。

ちなみに送迎バスは宿泊客専用です。当然ながら日帰りのお客さんは利用できません。

加仁湯公式ホームページ・奥鬼怒温泉・栃木県
加仁湯(かにゆ)の源泉は五本あり泉質も違います。岳人小屋と呼ばれた時代から美人の湯として知られてきました。大自然の露天風呂を24時間!

露天風呂も内湯もありますので、温泉好きにはきっとたまらない宿だと思います。

1時間ほど休憩してしまいました。

加仁湯を後にします。

林道を女夫渕温泉駐車場まで歩いて戻ります。

せっかく温泉に入ったのに、また汗をかいてしまいます。

1時間30分ほどで最初の橋まで戻ってきました。

あと数十メートル歩けば終了。

橋の上から見た渓谷。

ここも秋には紅葉が楽しめそうなスポットでした。

鬼怒沼まで行かなくても、温泉目当てに林道を散策するのも良いかもしれませんね。

今回はこれにて終了。

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ABOUTこの記事をかいた人

栃木県在住の週末ハイカー。 小学生の時に入っていたボーイスカウトが僕のアウトドア活動の原点です。 当ブログでは登山を中心にアウトドア活動の記録を綴っています。